口は基本的には食べ物や飲み物を入れる所です。
ただ、口の中に異物が入ればそれらを出すこともあります。
さらに嘔吐をするときにも口から出します。
食事をしたとき、その中に問題になるものがあればそれを排泄しようとする働きが起こります。
お酒を飲んだ時などにも嘔吐が出る時があります。
口から出るものとして怖いのが血液です。
この状態を吐血と言います。
咳や痰として赤いものが出ることがありますが、それとは原因が異なることが多く、区別されます。
吐血の時の血液はかなり量が多くなります。
消化器官といわれる食道、胃、十二指腸からの出血の可能性が疑われます。
吐血をしたときにはすぐに医療機関に行って原因を調べます。
十二指腸潰瘍などであれば、日常的に薬を服用したりして対処をします。
怖いのは食道や胃などにできるがんになるでしょう。
この時は手術などが必要になります。
安易な判断は良くないので、早めに病院に行って治療を受けましょう。